==========================================
最初にポチッ↓、 ポチッ↓ とふた押し。ブログランキング参加しています。
==========================================
写真をクリックすると、写真が別窓で大きくなります。是非、写真を大きくしてご覧ください。
前回は、午前9時からマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を散策する無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」の途中(「その2」)で終わった。
【今日の計画】
●イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。
●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。
【地図】
マンモス・ホット・スプリング・テラス(Mammoth Hot Spring Terraces)。(出典:元地図は対話式 Mammoth Hot Spring Terraces Online Tour Interactive Map – Yellowstone National Park)。
青丸は、宿泊しているマンモス・ホテル。地図中央の黄色い線が徒歩で散策するコース。黒い実線は車道。今回の記事「その3」では、赤丸で囲んだ名所・散策コース(黄色い線)の下部分を歩いた。
【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。
【今日の行動】
【マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段】
マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)には、石灰液が流れて、美しい石灰の沈殿岩ができた石灰華段(せっかいかだん)が観光のハイライトである。温泉、鉱泉、あるいは地下水からできた石灰の沈殿岩のことを、トラバーチン(英:travertine)と呼ぶ。
無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」は、歩いて、止まり、説明を聞く。あ、モチロン、説明を聞かなくてもOKです。質問してもOKです。というか、たいてい、質問する人がいる。それも、結構、博学な質問をする。説明を聞かない人はメッタにいません。写真を撮るのに忙しいマサケイくらいです。無料ツアーのようすがわかりやすい前回の写真を1つ再掲。
ミネルバ・テラス(Minerva Terrace)を過ぎ、クレオパトラ・テラス(Cleopatra Terrace)に向かって木道を歩く。登りである。写真内の左に上り階段がある。
上り階段の途中から左を撮る。上記の地図から推察すると、メイン・テラス(Main Terrace)が広がり、その向こうに最終地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)が見える(ハズだ)。
上り階段の途中から右は、クレオパトラ・テラス(Cleopatra Terrace)(だと思う。自信ない。ゴメン)。
そして、メイン・テラス(Main Terrace)にやってきた。「メイン」というのに、なんていうことだ、石灰液が流れておらず、美しくない。死んでいる。
メイン・テラス(Main Terrace)を上の方(駐車場の近く)から撮る。
よく見ると、ガイドのキャロリンさんの左に、同じ帽子をかぶった見習いガイドがいる。メイン・テラス(Main Terrace)から加わった。見習いガイドは、ベテランの説明方法を習得している。といっても、見習い近くにいる参加者は、この見習いに質問するので、自然に「オン・ザ・ジョブ・トレーニング」になってしまう。
ガイドのキャロリンさんは、昔の写真を取り出して説明する。参加者は、腰掛けがあれば、すぐ、座る。
メイン・テラス(Main Terrace)から、キャナリー・スプリング(Canary Spring)の方に進む。
コマッタことに、観光客がその石灰液を手で触る。しゃがめば、手が届くのだ。
黄色から、白色へと変化する。立木に石灰液が流れ、立木は枯れたまま立っている。いずれ、倒れるだろう。
ツアー最終地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)でガイドが説明する。場所が狭くて20人は同時に入れない。ツアー以外の人たちも10~20人、行ったり来たりする。
【動画】米国の生化学者・キャリー・マリス(Kary Banks Mullis, 1944年12月28日 – )が、好熱菌(温泉に住むバクテリア Thermus aquaticus)から酵素を取り出し、ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) 法と呼ばれるDNA増幅法を1983年に開発した。マリスは、この功績で、1993年にノーベル化学賞を受賞した。
マリスのノーベル賞は、1960年代、インディアナ大学のトーマス・ブロック(Thomas D. Brock)がイエローストーン国立公園のマッシュルーム・スプリングス(Mushroom Springs、オールド・フェイスフルの近く)で、好熱菌(温泉に住むバクテリア Thermus aquaticus)を発見したことに大きく依存している。驚いたことに、ガイドは、トーマス・ブロックの名前をあげ、ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) という高度に科学的な話をしていた。
人が空いたところで、キャナリー・スプリング(Canary Spring)の看板と後ろのキャナリー・スプリング(写真内の右の白煙が上がっている所)を撮る。
キャナリー・スプリング(Canary Spring)は石灰液が山の斜面を滝のように流れている。滝を大げさだけど、まあ、斜面を流れている。ウツクシイ写真を撮るには、手前の枯れた立ち木をよけ、木道のフェンスから身を乗した方がウツクシイ写真が撮れると思った。身を乗り出す。
写真はウツクシイ? 身を乗り出したからって、ウツクシイ写真が撮れたわけではないようです。
身を乗り出さないで撮ったキャナリー・スプリング(Canary Spring)全体。
キャナリー・スプリング(Canary Spring)で無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」は終わる。9時開始の90分ツアーはここで解散。丁度10時半である。
解散地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)は、マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)の石灰華段の最も高いところである。参加者は解散後、石灰華段を下りながら、各人流に散策して帰る。
このシリーズは「その3」で、楽勝で終わると思ったが、石灰華段を下りながら、各人流に散策したときの写真もある。「その4」をご覧ください。
ご覧くださって、ありがとうございました。
本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!