【39】イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park):マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン(travertine)・石灰華段(Terraces)「その4」:2012年6月18日(月)、9日目(5)


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前回は、午前9時からマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)の石灰華段を散策する無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」が、最終地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)で解散したところで終わった。午前10時半である。

【今日の計画】
●イエローストーン国立公園(ワイオミング州) の北部にある公園内の宿「マンモスホテル」(Mammoth Hotel、標高1902メートル)の230号室に滞在している。今夜もここに連泊する。
●早朝、マンモス・ホテル(Mammoth Hotel)周辺の散策。
●午前、ホテルから歩いてマンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段を見学に行く。
●昼間、暑いのでホテルの部屋で昼寝。
●夕方、イエローストーン国立公園の北部地域であるタワールーズベルト(Tower-Roosevelt)とラマー渓谷(Lamar Valley)をドライブし、ウンが良ければ野生動物を見る。

【地図】
マンモス・ホット・スプリング・テラス(Mammoth Hot Spring Terraces)。(出典:元地図は対話式 Mammoth Hot Spring Terraces Online Tour Interactive Map – Yellowstone National Park)。
青丸は、宿泊しているマンモス・ホテル。地図中央の黄色い線が徒歩で散策するコース。黒い実線は車道。記事「その3」では、赤丸で囲んだ名所・散策コース(黄色い線)の下部分を歩いた。今回の記事「その4」では、解散地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)からトレイルを戻りながら写真を撮った
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【今日の天候】
朝から天気がいい。1日、晴れていた。午後は少し風が強くなった。

【今日の行動】

 【マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)のトラバーチン・石灰華段】

マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)には、石灰液が流れて、美しい石灰の沈殿岩ができた石灰華段(せっかいかだん)が観光のハイライトである。温泉、鉱泉、あるいは地下水からできた石灰の沈殿岩のことを、トラバーチン(英:travertine)と呼ぶ。

無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」は、歩いて、止まり、説明を聞く。あ、モチロン、説明を聞かなくてもOKです。質問してもOKです。というか、たいてい、質問する人がいる。それも、結構、博学な質問をする。説明を聞かない人はメッタにいません。写真を撮るのに忙しいマサケイくらいです。無料ツアーのようすがわかりやすい写真を1つ再掲。
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キャナリー・スプリング(Canary Spring)で無料ツアー「ホット・スプリング・テラス散策(Hot Spring Terraces Walk)」は終わる。9時開始の90分ツアーはここで解散で、丁度10時半である。

解散地点のキャナリー・スプリング(Canary Spring)は、マンモス・ホット・スプリングス(Mammoth Hot Springs)の石灰華段の最も高いところである。参加者は解散後、石灰華段の木道を歩きながら、各人流に散策して帰る。
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帰り道、適当に写真を撮る。黄褐色と白色、青色、織りなす色が美しい。
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同じ場所、別の角度、織りなす色が美しい。
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どこまで写真を撮ったか忘れてしまう。
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キャナリー・スプリング(Canary Spring)に戻って、もう一度、撮る。
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しばらく歩いて、キューピッド・スプリング(Cupid Spring)。
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ここは石灰液が流れてこないので、死んでいる。
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草が生えている。
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石灰華段(Terraces)の向こうにホテルのある街が見える。近い。もともと、近いけど。
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ホテルのある街の手前。散策木道を歩く人々。
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クレオパトラ・テラス(Cleopatra Terrace)。ここの石灰華段はほとんど死んでいる。
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後方の一部は黄褐色で美しい。
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黄褐色で美しい石灰華段をアップ。
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もうだいぶ降りてきた。石灰華段の向こう側に家屋と駐車している車が見える。
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振り返って石灰華段を見上げる。
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目の前の石灰華段は石灰液が流れていない。しかし、段差はまだあるので、数(十)年前までは石灰液が流れていたのだろう。
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木道を歩く人。陥没したトラバーチン。
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なお、「武ちゃんの旅行記」には以下の記述がある。

マンモスへは昼前に着くが行ってみて非常に驚いた。というのはこちらの方は明らかに温泉が終焉を迎えている感じである。アッパーテラスのドライブ道路を車で廻ってみたがほとんど蒸気の噴き出しはなくて写真に出ているような綺麗な形をしているものは一つもなく全て薄汚れてからからに乾いた感じで蒸気の噴煙が上がったり温泉が噴き出しているところはほとんどなかった。有名なテーブル状のお皿が何枚も組み合わさったようないわゆる千枚棚状のものも一部蒸気が噴き出しているものの、ほとんどがからからに乾いた状態で昔の姿を見ている人にとっては現在の姿を見れば唖然とするに違いないと思う。アッパーテラスだけではなくてその下のテラスマウンテンも同じような状態で車を降りて見る気になれなかった。それでも観光客は多くて次から次へと車で入ってきて遊歩道を見て回っていた。駐車場が一杯のところが多くてとてもゆっくりするところではないと早々にここを去りタワーフォールズへと向かう。

「武ちゃんの旅行記」には申し訳ないが、私たちは、とても美しい石灰華段(Terraces、テラス)をたくさん見ることができ、感動した。「マンモス・ホット・スプリングスはがっかりした」という同じような記事を散見するが、これは、旅行者が見どころを外したためである。石灰華段は、ウツクシイ。

ポイントは、散策木道を歩くことに尽きる。車できたとしても、アッパーテラスのドライブ道路を車で廻るのではなく、Main Terraceのパーキングに駐車し、散策木道を歩く。マサケイは、アッパーテラスのドライブ道路を車で廻っていないので、本当のところ、美しさを較はできないが、散策木道を歩くのは必須です。なお、レンジャーガイドのトレイル散策に参加するのも、とてもおススメです。

マサケイは、最後に、グロッサリー・ストアによって、昼食用のパンやマフィンを買い、マンモスホテル(Mammoth Hotel)の部屋に戻ったのが、12:00だった。まあ、1時間半のツアーが3時間になってしまったが、おかげさまで午前はとても充実した時間を過ごせた。

今回はここでおしまい。
ご覧くださって、ありがとうございました。

本日が幸せに満ちた1日でありますよう。
今日も笑顔で!


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